国交省、パワーウィンドウ指挟み事故で自工会などに協力依頼

自動車 社会 行政

国土交通省は16日、自動車のパワーウィンドウに指を挟まれて骨折したなどの事例が多数寄せられていることから、パワーウィンドウの使用に関する注意事項をまとめ、日本自動車工業会など自動車関係の5団体に対し注意喚起に関する協力依頼を文書で行った。

今年7月に国民生活センターが公表した資料によると、2005年度以降の5年間でパワーウィンドウに指を挟まれて骨折をした等の事例が23件寄せられ、消費者庁が「パワーウィンドによる挟み込み事故に係る検討会」を開催。同検討会が事故の未然防止のため、パワーウィンドウの使用に関する注意事項の消費者への注意喚起が重要との結論をまとめていた。

国交省の協力依頼はこれを受けたもので、具体的には、(1)パワーウィンドウの構造上の特性や、自らが所有する自動車の操作方法を理解すること、(2)後部座席等に子どもが乗っている状況では、パワーウィンドウのロック機能およびチャイルドシートを使用すること、(3)他席のウィンドの操作の前には、声かけや確認をすること---を求めている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
  4. スズキ『クロスビー』改良新型、内外装を刷新…215万7100円から
  5. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る