【日産 ジューク 16GT FOUR 試乗】小さな GT-R…西川淳

試乗記 国産車
ジューク 16GT FOUR
ジューク 16GT FOUR 全 6 枚 拡大写真

電気自動車やディーゼル、1モーター/2クラッチハイブリッドと“エコ全方位外交”のメーカーが、こんなクルマを作ってくれるとは! 最初はただただ唖然としたものだが、運転しているうちにだんだん笑いが止まらなくなってしまった。

【画像全6枚】

『ジューク・ターボ(16GT)』は小さな『GT−R』である。

千人に一人が熱狂してくれればいいクルマ、と思っていたが、もうちょっと支持されたようだ。世界は広い。ジュークはかなりの人気者だという。ターボエンジン+4WDは、“キレた”スタイリングで人気のジュークのスタイルキャラに、とってもお似合いのパワートレインだと思う。

こんなクルマは必要ない! と言っておけば、そら波風も立つまい。逆に、こんなクルマがもっとあったら楽しいのに! などと言いのけると、頭が悪いと思われるかも。でもやっぱり言っておく。こんな時代だからこそ、こんなバカバカしいくらいに無手勝流のクルマがあってもいいじゃないか、と。個性際立つクルマに、もっともっと出て来て欲しいものだ、と。

ハリウッドのドタバタ映画や眠れないシドニー・シェルダンのようなクルマである。うわあ、楽しかった。ただ、それだけかも知れない。でも、いいじゃないか。小賢しく中身を解説するのは、この際やめておこうと思う。ただひとつだけ、エンジンが素晴らしい! できれば、マニュアルミッションで乗ってみたかった。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★

西川淳|自動車ライター/編集者
産業から経済、歴史、文化、工学まで俯瞰して自動車を眺めることを理想とする。高額車、スポーツカー、輸入車、クラシックカーといった趣味の領域が得意。中古車事情にも通じる。永遠のスーパーカー少年。自動車における趣味と実用の建設的な分離と両立が最近のテーマ。精密機械工学部出身。

《西川淳》

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