日立金属とモリコープ、レアアース生産の合弁会社設立を検討

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日立金属は、米国のモリコープと、ハイブリッドカー(HV)などのモーターに利用されるレアアースを素材とするネオジム磁石用合金を生産する合弁会社とネオジム磁石を生産する合弁会社の設立に向けて検討することで合意した。

日立金属は、米国カルフォルニア州に世界有数のレアアース鉱山であるマウンテン・パス鉱山の権益を保有するモリコープと、ネオジム磁石用合金製造合弁会社を設立することで、ネオジム磁石用合金を安定調達する。さらに合弁会社で生産されたネオジム磁石用合金を材料にネオジム磁石を製造する合弁会社を設立することで、ネオジム磁石の生産能力拡大を図る。

合弁会社の設立することで、日立金属とモリコープは、米国内で鉱山からマグネットまでのサプライチェーンを構築し、HVや電気自動車(EV)、風力発電、産業用モーター向け磁石の拡大する需要に対応する。

両社は12月から合弁会社設立に向けた事業化調査を開始し、2011年1〜3月期中に合弁会社設立の最終合意を目指す。

《レスポンス編集部》

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