VWの超低燃費車、市販か…フォーミュラXL1

自動車 ニューモデル 新型車
フォーミュラXL1
フォーミュラXL1 全 4 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンが、26日に開幕したカタールモーターショーで披露した超低燃費コンセプトカー、『フォーミュラXL1』。同車が市販される可能性が出てきた。

これは26日、『オートモーティブニュース』の欧州版が報じたもの。同メディアのインタビューに応じたフォルクスワーゲングループのフェルディナント・ピエヒ会長は、「我々は2013年、フォーミュラXL1を量産に移すつもりだ」と話したという。

フォーミュラXL1は、800ccの2気筒ターボディーゼル「TDI」(最大出力48ps) にモーター(最大出力27ps)を組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。欧州複合モード燃費111.1km/リットル、CO2排出量24g/kmと、世界一の環境性能が売りだ。

それだけに市販されれば、フォルクスワーゲンのエコイメージを最大限引き上げる効果をもたらすのは間違いないところ。同社のマルティン・ヴィンターコルンCEOも、別のメディアの取材に対して、「フォーミュラXL1は、まずドイツを中心にした欧州で発売する。その後、米国や中国に投入したい」と語っている。

量産に移されるのは、ほぼ確実なフォーミュラXL1。しかし、その生産台数は最大でも100台と、極めて少量になる見込みだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  4. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  5. ジープ『レネゲード』2027年モデルに注目集まる…6月のスクープ記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る