ベントレーは2月28日、ジュネーブモーターショー開幕前夜のプレスイベントにおいて、『コンチネンタル・スーパースポーツ・コンバーチブル』の特別限定車、「ISR」を初公開した。
この限定車は、ベントレーが330.695km/hというソフトトップオープンカーのギネス認定世界最速記録を達成したことを記念するモデル。車名のISRとは、「アイス・スピード・レコード」の略だ。
ボディカラーは、ブラック、グレー、ホワイトの専用3色を設定。ソフトトップの色はダークグレーのメタリック調とした。20インチの専用アルミホイールとピレリ製275/35ZR20タイヤも採用する。
室内は、ダッシュボードやセンターコンソールに、赤いパターンが特徴のカーボンファイバーパネルを装着。レザーシートやドアトリムなどには赤いステッチがあしらわれ、特別な雰囲気を演出した。
エンジンは6.0リットルW12気筒ツインターボ。吸排気系のチューニングにより、最大出力はプラス10psの640ps、最大トルクは81.6kgmを引き出し、0-100km/h加速は4秒。燃料はガソリンだけでなく、E85も使用できる。
ISRは、世界限定100台をリリース。同社のヴォルフガング・ドゥルハイマーCEOは、「ISRはベントレーの精神を表現した真のドライバーズカー」と述べている。