【プリウス ミニバン プロトタイプ発表】空力と居住性を主張するデザイン…写真蔵

エコカー ハイブリッド
プリウス・スペースコンセプト
プリウス・スペースコンセプト 全 24 枚 拡大写真

トヨタ自動車は4月下旬より、『プリウス』のミニバンタイプを発売することを明らかにした。発売に先駆け、報道向けに公開されたプロトタイプ『プリウス・スペースコンセプト』のエクステリアデザインを写真で紹介する。

プリウス・スペースコンセプトの開発・デザインは、プリウスのほか、『アルファード』や『エスティマ』、『ハイエース』などミニバンの開発を多く手掛けるトヨタ車体がおこなった。

フロントマスクや大型アンダーグリル、フロントウィンドウの傾斜など、プリウスとの共通点は多く見受けられるが、外板については車体全体で見てもプリウスとの共用部品は全くないという。

サイドシルエットは、「トライアングルシルエット」を採用し、プリウスファミリーであることを主張する。フェンダーアーチ上部から後端にかけてシャープな削ぎ面を設け、引き締まった印象を与えるとともに空力性能にも貢献する。後端上部には敢えて段差を設け、広い室内空間が存在することをイメージさせるのだという。

リアは、コンビネーションランプにトヨタハイブリッドモデル共通のクリアレンズを採用。センターにクリアブルーを入れることでアクセントとしている。左右に突出させ、外側に配置することで、ワイド感、安定感を演出する。またバックドアの面を立体的な造形とし、後方の見切りを向上させると同時にモダンなイメージをつくりあげた。

空力面では、フロントタイヤ前方、リアタイヤ後方を平面とすることで整流効果を高めるとともに先進感を表現。ルーフスポイラーは凹型にすることで、センター部で空力に配慮、両サイド部はルーフラインからの造形との統一感を重視したデザインとした。これらによりCd値は0.29を実現している。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る