【プリウス ミニバン プロトタイプ発表】3列シートの機能性を見る…写真蔵

エコカー ハイブリッド
プリウス・スペースコンセプト
プリウス・スペースコンセプト 全 22 枚 拡大写真

トヨタ自動車は4月下旬より、『プリウス』のミニバンタイプを発売することを明らかにした。発売に先駆け、報道向けに公開されたプロトタイプ『プリウス・スペースコンセプト』のインテリアを写真で紹介する。

プリウス・スペースコンセプトは、2列シート5人乗りタイプと、3列シート7人乗りタイプを設定。ボディサイズは、全長4615mm×全幅1775mm×全高1575mm、ホイールベースは2780mm。プリウスと比べ室内空間を大幅に拡大し、課題であった後席の居住性を向上させた。3列シート車は、後席に行くに従ってヒップポイントを45mmずつ高くしており、見通しを良くすることで開放感を演出する。

荷室容量は2列シート車で535リットル、3列シート車は3列目使用時でも200リットルを確保する。また、座席を折り畳むことでフラットな床面を作ることができ、2列シート車とほぼ同等の荷室を作り出すことが可能だ。デッキアンダートレイを使用することで、高さのある荷物も搭載することができる。

インストルメントパネルは、プリウスとは異なる水平を基調としたデザインを採用し、ミニバンならではのワイド感を演出する。センターメーターはより視線移動を少なくするため、速度表示やエコドライブサポート表示を運転席側に集めた。また、センタークラスターは、運転に必要なスイッチ類を運転席側に集めシルバーで加飾、使いやすさを向上させている。エアコン操作には「ワンダイヤル・エアコンディショナー・コントロール」を採用し、操作性を高めるとともに未来感を演出した。

運転席と助手席の間には、センターコンソールボックスを設置。2列シート車はCD23枚が収納可能。3列シート車はこの部分にリチウムイオン電池が搭載されるためCDの収納枚数は8枚となる。いずれも蓋を横開きとすることで、後席からも簡単に使用できるようにした。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る