愛知製鋼、タイ工場新設で起工式…アジアで鍛造品の供給体制を強化

自動車 ビジネス 企業動向
タイで生産するトヨタのIMV『イノーバ』
タイで生産するトヨタのIMV『イノーバ』 全 1 枚 拡大写真

愛知製鋼は、タイ子会社のアイチ・インターナショナル・タイランド(AIT)が新工場を建設する同国チョンブリ県ピントンの予定地で起工式を実施したと発表した。

AITは、トヨタ自動車が生産する「IMV」に搭載するエンジン、プロペラシャフトなどの鍛造部品をアジア地区にある愛知製鋼の鍛造子会社から受け入れ、一部機械加工した上で、製品を出荷している。現在、月間約100万個を出荷している。

今後、タイを中心としたアジア地域で、鍛造品需要の拡大が見込まれることから、AITを鍛造工程(粗形材)から一貫して生産できる工場にし、競争力を高めるとともに事業の拡大を目指す。

投資額は、第1期工事が約20億円。新工場は2012年6月から稼働する予定。今後、需要動向を見極めた上で能力増強を検討する。

現在のアマタナコン工場の機能は新工場へ移管する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  4. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
  5. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る