米カリフォルニア、リーフ 効果でEV補助金が枯渇

自動車 ビジネス 海外マーケット
米カリフォルニア州が2010年3月より実施してきたEV購入補助金の財源が、リーフ発売の効果で予定より早く枯渇したことがわかった。
米カリフォルニア州が2010年3月より実施してきたEV購入補助金の財源が、リーフ発売の効果で予定より早く枯渇したことがわかった。 全 2 枚 拡大写真
米国カリフォルニア州が、2010年3月から実施しているEV購入の補助金制度。その財源が、予定よりも早く枯渇したことが分かった。

この制度は、カリフォルニア大気資源局(CARB)が独自に行っているもの。EV購入時に、最大5000ドル(約40万円)の補助金を支払うという制度だ。

CARBはこの財源として、1110万ドル(約9億円)の予算を計上。ところが、2010年末に日産『リーフ』が発売され、補助金制度の利用者が急増。当初予定よりも早く、予算を使い果たした。

CARBは新たな予算を確保し、制度を継続する方針。しかし、補助金の最大支給額は、5000ドルから2500ドル(約20万円)へ半減されるという。

カリフォルニア州は、米国で最もEVやハイブリッド車に対する需要が高いエリア。今回の補助金減額が、EVの今後の販売に与える影響は少なくないと推測できる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. ホンダが新型軽EV『N-ONE e:』を発売、航続295km、価格は269万9400円から
  4. 「ほぼモデルチェンジ並み」フロントマスクが大胆チェンジ! 新型レクサス『IS』が話題に
  5. フェラーリ『テスタロッサ』復活、新世代電動スーパーカーは1050馬力
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る