EVやHVの静かすぎる走行音対策…米国でも義務化へ

自動車 ビジネス 海外マーケット
シボレー・ボルト
シボレー・ボルト 全 5 枚 拡大写真

EVやハイブリッド車など、低速時にモーターだけで走行する車が、歩行者にとって静かすぎて危険だと指摘されている問題。日本に続いて、米国も対策に乗り出した。

【画像全5枚】

これはNHTSA(米国運輸省道路交通安全局)が、7日に明らかにしたもの。米オバマ大統領は2011年1月、「歩行者安全強化法」に署名。それを受けてNHTSAは、自動車メーカーに何らかの対策を義務付ける方針を示した。

現時点で詳細は決定していないが、NHTSAによると、米国で販売されるEVやハイブリッド車に、歩行者に接近すると自動的に警告音を発するシステムの装着を義務付ける。早急にこの警告音発生装置の基準を策定するという。

米国運輸省のレイ・ラフード長官は、「米国の道路は、全ての人にとって安全でなければならない。ハイブリッド車やEVが増加している現在、その走行音対策が急務だ」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
  5. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る