パナソニック電工、900MHzスマートメーターで実証実験

自動車 ビジネス 企業動向
屋外実験機(子機)
屋外実験機(子機) 全 1 枚 拡大写真

パナソニック電工は、2012年度に割り当て予定の900MHz帯特定小電力無線に適した無線通信方式を開発し、スマートメーター通信システムの実用化に向けた実証実験を9月から本格的に開始したと発表した。

昨今、太陽光発電や蓄電池、電気自動車(EV)の充電設備などの創蓄エネルギー機器とこれらを制御する住宅用エネルギーマネジメントシステムへの関心が高まっている。創蓄エネルギー機器の普及に伴って電力消費の可視化やバランスのとれた電力需給を実現するため、通信機能を備えたスマートメーターが必要になってくる。

同社はこれまでスマートメーター用として電力線(PLC)方式や400MHz帯無線方式の通信技術を開発してきた。今回、PLC方式で培ってきた「高効率マルチホップ通信技術」を2012年度に割り当て予定の900MHz帯の無線方式に応用、複数の無線セルで構成されるエリア的なスマートメータ間通信に適した「自律分散型セル最適化技術」も新たに開発した。

これらを使って実用化に向けたさまざまな検証を目的とした実証実験を開始した。

今回開発した技術は10月4日から8日まで幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN2011」のパナソニックブースで紹介する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る