サーブ、GMの立場に理解…中国企業による買収巡って

自動車 ビジネス 企業動向
GMの技術が多く採用されているサーブ9-4X
GMの技術が多く採用されているサーブ9-4X 全 1 枚 拡大写真

中国企業2社によるサーブオートモビル(以下、サーブ)の買収に、反対する意思を表明したGM。これに対して、サーブが公式にコメントした。

これは7日、サーブとその親会社、スウェディシュオートモビルが明らかにしたもの。両社は声明の中で、「中国のパンダオートモビルトレード(厖大汽貿集団)とヤングマン(青年汽車集団)の2社にサーブを売却するという合意について、GMが反対しているのは承知している」とコメント。

さらに、「我々はGMの立場を理解しており、パンダオートモビルトレードとヤングマンとの間で、全ての当事者が納得した上でのサーブ売却となるように、交渉を進めるところだ」と説明した。

GMは4日、現行のサーブ主要車種(『9-5』や『9-4X』など)に使われているGMの技術が、中国企業へ流出することを理由として、中国企業2社によるサーブ買収に反対の立場を表明していた。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  2. ヴェゼルの正解ホイールはこれだ!RAYS『HOMURA & RSS』の最新“純正適合ホイール”を一気見PR
  3. レクサス『LS』現行型、最終モデル「ヘリテージエディション」米国発表…250台限定
  4. 新車でも中古車でもない“第3の選択肢” ガリバー発の新ブランド「リメイクカーズ」誕生
  5. メルセデス・マイバッハ『Sクラス』に「V12エディション」、100年続くV12エンジンの伝統に敬意…世界限定50台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る