日産 シビリアン など白煙&黒煙が発生…エンスト再始動できない

自動車 ビジネス 国内マーケット
日産シビリアン
日産シビリアン 全 2 枚 拡大写真

日産自動車は8日、マイクロバス『シビリアン』といすゞブランドの『ジャーニー』2車種の原動機制御コンピュータに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2008年6月3日~11年6月11日に製作された2041台。

DPF(ディーゼル微粒子除去装置)付車の原動機制御コンピュータで、(1)自動再生の作動条件が不適切なため、極めて低速や極めて近距離の走行で自動再生が頻繁に行われ、吸気経路にエンジンオイルが混入して白煙が発生し、エンストして再始動できなくなるおそれがある。(2)暖房促進時のアイドル回転数が不適切なため、黒煙が発生してPM(粒子状物質)が多量に堆積し、エンジンが不調となってエンストし、再始動できなくなるおそれがある。

いずれも全車両、制御コンピュータのプログラムを修正するとともに、エンジンオイルを新品に交換する。

不具合発生件数は、(1)が40件、(2)が74件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る