NTTデータ、日産が北京で行う大規模実証実験に参加

自動車 テクノロジー ITS
NTTデータ
NTTデータ 全 1 枚 拡大写真

NTTデータは、独立行政法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から日産自動車が委託を受け、2012年1月末から中国・北京市で実施する大規模実証実験「新交通情報システム技術実証事業(中国)」に参加すると発表した。

実証実験でNTTデータは、実験の中核となるプローブ情報の収集や、エコドライブ支援情報を配信するセンターシステムを構築する。これによってプローブ情報収集・活用技術を検証する。

実証実験では、自家用車やタクシーに搭載されたPNDを通じてプローブ情報を収集し、各車両の位置に応じた交通情報を配信するセンターシステム(データ収集、サービス提供システム)を構築する。PND端末では、リアルタイムで変化する交通状況を考慮した上で、最適な経路、予測所要時間情報を提供する。センターシステムで収集したプローブ情報は、エコの観点から分析し、再度、各車両にエコ分析結果として配信する。

また、センターシステムと同時に効果分析・効果公開システムを構築し、交通分散効果の実証や、シミュレーション精度を検証し、個人効果と社会効果を確認、社会制度の仕組み作りを行っていく。

NTTデータでは、実証実験の実績をもとに、ITS技術を活用した交通情報の収集・配信サービスを提供し、交通渋滞解消によるCO2削減に向けた取り組みを進めていく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る