GMとPSA、「環境技術面での提携の可能性は低い」…オペル首脳

自動車 ビジネス 企業動向
GMのシボレー・ボルト
GMのシボレー・ボルト 全 2 枚 拡大写真
2012年2月末、資本提携を含めた包括的な提携で合意した米国のGMと、フランスのPSAプジョー シトロエン。両社の今後の提携に関して、環境技術分野にまで及ぶ可能性は低いことが判明した。

これは7月12日、GMの欧州部門、オペルの開発部門を率いるリタ・フォルスト氏が、ドイツ・ミュンヘンで開催された自動車会議で明らかにしたもの。同氏は「GMとPSAが、環境面での最新技術を交流させる可能性は少ないだろう」と話したというのだ。

GMはシボレー『ボルト』とその兄弟車、オペル『アンペラ』にプラグインハイブリッド技術を搭載。一方、PSAはプジョー『3008』などで、ディーゼル4WDハイブリッド、「ハイブリッド4」を実用化している。

両社の持つ技術を組み合せれば、環境技術で自動車業界をリードすることも夢ではない。しかし、今回のリタ・フォルスト氏の発言は、環境技術分野においては、GMとPSAが独自開発路線を貫くことを示唆したものと受け取れる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る