フィアット、マツダに出資検討か…マツダは否定

自動車 ビジネス 企業動向
現行マツダ・ロードスター
現行マツダ・ロードスター 全 2 枚 拡大写真

2012年5月、イタリアの自動車大手、フィアットとマツダが、次期『ロードスター』ベースのオープン2シータースポーツカーの開発・生産に向けた協議を開始すると発表。両社の提携の内容が、さらに進展する可能性が出てきた。

これは9月27日、フランスで開幕したパリモーターショー12の会場での記者会見において、フィアットのセルジオ・マルキオンネCEOが明らかにしたもの。記者からのマツダとの資本提携の可能性についての質問に、同CEOは、「あらゆる可能性がある」と述べたのだ。

欧州での販売不振が深刻化し、経営再建が急務のフィアット。一方、マツダはフォードモーターが2010年8月、保有するマツダの株式の一部を売却し、筆頭株主の地位を降りたことから、他の自動車メーカーとの間で新たな協業を模索する可能性が指摘されていた。

今回のマルキオンネCEOの発言は、フィアットがマツダに出資する可能性を排除しないことを示唆したもの。しかし、マツダの山内孝社長は、パリモーターショー12の記者会見で、「フィアットとの間で資本提携交渉はない」と話し、これを否定している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る