GM と PSA、オペルと プジョー シトロエンの車台共用を発表

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2012年2月末、資本提携を含めた包括的な提携で合意した米国のGMとフランスのPSA(プジョー シトロエン)。両自動車メーカーが、新車開発における具体的な協業計画を公表した。

これは10月24日、GMとPSAが明らかにしたもの。両社の間で、4種類の車台共有プロジェクトを進めることがアナウンスされたのだ。

4種類とは、小型LCV(軽商用車)&小型クロスオーバー、小型MPV、スモールカー、ミッドサイズカー。主にGMの欧州部門のオペル(英国ではボクスホール)と、プジョーおよびシトロエンの間で、今後開発する新型車の車台を共有するプロジェクトだ。

まず、オペルの小型LCVとプジョーの小型クロスオーバーが車台を共用。小型MPVでは、オペルとシトロエンがプラットホームを同じくする。スモールカーでは、オペルとPSAの次世代欧州向けモデルが車台を共有。ミッドサイズカーでは、オペル、プジョー、シトロエンの各ブランドが同じプラットホームを利用する。

今回の車台共用計画が反映された最初の新型車は、2016年末までに登場する予定。GMとPSAは、「4種類のプロジェクトは、両社の協力により最高のプラットホームと技術を組み合わせて開発する」と説明している。

《森脇稔》

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