GM 会長、オペル 本社を訪問…緊密な関係を約束

自動車 ビジネス 企業動向
ドイツのオペル本社でスピーチするGMのダン・アカーソン会長
ドイツのオペル本社でスピーチするGMのダン・アカーソン会長 全 3 枚 拡大写真

販売不振を受けて、ブランド売却の噂が出ているドイツの自動車メーカー、オペル。そんな中、親会社のGMのトップがオペル本社を訪問し、今後もオペルとの緊密な関係を約束した。

これは11月15日、オペルのドイツ・リュッセルハイム本社での出来事。GMのダン・アカーソン会長兼CEOがオペル本社を訪問し、本社の全社員を前に、スピーチした。

アカーソン会長は欧州での困難な経済情勢が続いていることに言及したが、そんな中でも、GMが世界市場で成功を収めるためには、オペルの成長が欠かせないとの見解を示した。

オペルが復活を果たすために必要なのが、新型車の投入。入門コンパクトカーの『アダム』をはじめ、コンパクトクロスオーバー車の『モッカ』を欧州でリリース。アカーソン会長は、魅力的な新型車の開発を今後も続けると宣言している。

また同会長は、中期経営計画の「ドライブ・オペル2022」や現在の会社の状況に関して、従業員からの質問に答えた。アカーソン会長は、「GMには欧州での強いプレゼンスが必要だ。この役割を担うのがオペル」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  3. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  4. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る