11月のインド新車販売、1.3%増…伸びが鈍化

自動車 ビジネス 海外マーケット
マルチスズキ・エルティガ(デリーモーターショー12)
マルチスズキ・エルティガ(デリーモーターショー12) 全 4 枚 拡大写真

インド自動車工業会は12月10日、インド国内の11月新車販売の結果をまとめた。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は、28万8501台。前年同月比は1.3%増と、10月の27%増から鈍化したものの、3か月連続で前年実績を上回った。

28万8501台のうち、乗用車は22万7091台。前年同月比は3.9%増だった。一方、商用車は6万1410台にとどまり、前年同月比は7%減と、3か月ぶりに前年実績を割り込む。

メーカー別では、インド市場で4割のトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキが11月、インド国内で9万0882台を販売。前年同月比は10月の86.6%増に対して鈍り、9.7%増だったものの、3か月連続で前年実績を上回った。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』などが、合計で7万4793台を販売。前年同月比は2.3%増で、3か月連続の前年実績超えだ。

また、SUVやMPVなど、Bセグメントでは、新型コンパクトMPVの『エルティガ』を2012年4月に発売した効果が出て、合計で7439台を販売。前年同月実績に対して、およそ40倍以上もの高い伸び率を示している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る