【ダイハツ ムーヴ 改良新型】伊奈社長「スマートアシストは半分くらいいってほしい」
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伊奈社長は同日都内で開いた新型ムーヴ発表会後、一部報道陣に対し「我々の車のユーザーの多くが高齢者や女性であることからすると、こういうアシストシステムが大事だと思っている。しかし軽はやはり安くないと展開できないので、どうやって安くするか一所懸命開発した」と振り返った。
スマートアシストは約4~30km/hで走行中にレーザーレーダーが前方車両と衝突する危険性が高いと判断すると、まずドライバーにブザーやインジケーター表示で警告、その後も回避操作が無い場合には緊急ブレーキが作動する仕組み。ターボエンジンモデルを除く、各グレードに装着仕様を設定。価格はベースグレードに対し5万円高となっている。
伊奈社長は「5万円という価格がどれくらい評価されるかにもよるが、我々は(装着率が)半分くらいはいってほしいなと思っている」と述べた。さらに「本当に受け入れられるようであれば標準化ということも、これからは考えていきたい」とも語っていた。
《小松哲也》