サーブとGM、北米でのアフターサービス継続で合意

自動車 ビジネス 企業動向
サーブ9-3(参考画像)
サーブ9-3(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

2011年12月、破産を申請したスウェーデンの自動車メーカー、サーブオートモビル(以下、サーブ)。同社の最量販市場、北米では空白の一年を経て、保証の継続やパーツ供給体制が確立されることになった。

これは12月21日、サーブのかつての親会社のGMと、北米サーブオートモビルパーツ社が合意したもの。両社が過去に米国で販売したサーブ車の保証やメンテナンス、パーツ供給に関して、今後も責任を持つことがアナウンスされている。

今回の合意は、12月17日付けで発効。北米サーブオートモビルパーツ社の全米179の拠点において、サーブ車のオーナーは、メーカー保証規定に基づいたメンテナンスなどのサービスが受けられる。

なお今回の合意は、サーブ社の経営破綻に伴って、保証などの適用が宙に浮いた状態となっていたサーブの2009年モデルが対象。GMの傘下を離れて以降の2010年と2011年モデルに関しては、北米サーブオートモビルパーツ社が2013年初頭、独自の救済プログラムを発表する予定だ。

北米サーブオートモビルパーツ社のティム・コルベック社長兼CEOは、「今回のGMとの合意は、北米のサーブオーナーをサポートするための重要なステップ。サーブ車のオーナーは、純正部品を購入したり、サービスプログラムや技術的なサポートを受けたりすることが可能になる」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 洗車で「水シミZERO」、水道に取り付けるだけで純水を生成…サンコーが発売
  2. フィアット『デュカト』2台をひとつに、キャンピングカー製造を効率化…独キャラバンサロン2025
  3. スズキ『アルトラパン』が10年目のビッグマイチェン! 開発者が語る「長く愛される理由」と、それでもデザインを大刷新したワケ
  4. VW『T-Roc』新型、全車マイルドハイブリッドに…全長120mm拡大で快適性向上
  5. 「マークXの面影が…」タイで発表された新型「ヤリスセダン」がかっこいいと話題に!「教習車にも」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る