日本海洋掘削第3四半期決算、商業掘削工事などの減少で大幅な減収減益

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日本海洋掘削が発表した2012年4-12月期(第3四半期累計)の連結決算は、営業利益が前年同期比90.0%減の5億8800万円と大幅減益となった。

売上高は同25.8%減の173億7200万円と大幅減収だった。「ちきゅう」による商業掘削工事の売上が減少したのに加え、「HAKURYU-5」、「SAGADRIL-1」、「SAGADRIL-2」の日割作業料率の水準が前年同期に比べて低下した。「SAGADRIL-1」の収入日数も減少したのが主因。

収益では、為替差損が前年より減少したものの、「ちきゅう」商業掘削工事関連の操業度悪化などの影響から経常利益は同74.9%減の13億0100万円、当期純利益は同66.7%減の10億1800万円と大幅減益だった。

通期業績見通しは、「ちきゅう」による商業掘削工事の稼働日数減少など減収要因があるものの、為替相場の円安に加えて、「HAKURYU-5」の裸傭船料率の変更に伴う増収、「ちきゅう」の科学掘削作業の増収などを織り込み、売上高は前回予想より12億6900万円増の281億5400万円に上方修正した。

収益も営業利益が前回予想より12億4000万円増の20億3600万円、経常利益が18億6700万円増の30億9000万円、最終利益が18億5900万円増の20億0800万円となる見込み。

《レスポンス編集部》

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