防衛省、次期固定翼哨戒機 P-1を厚木基地に配備

航空 行政
次期固定翼哨戒機 P-1
次期固定翼哨戒機 P-1 全 1 枚 拡大写真

防衛省は12日、技術研究本部が開発を進めてきた次期固定翼哨戒機『P-1』について、同日で開発が終了し、3月末までに海上自衛隊・厚木基地に2機を配備することを明らかにした。今後は海上自衛隊が試験飛行などを実施することになる。

P-1は防衛省・技術研究本部と川崎重工業が開発を進めてきた固定翼の哨戒機で、現用している『P-3』の後継機。開発中は『XP-1』という名称で呼ばれていた。

IHI製の「F7-10」エンジンを含め、機体に至るまですべてが国産技術となっている。操舵系に光ファイバーを用いたフライ・バイ・ライト技術を採用した世界初の実用機でもある。

開発初期から試験飛行に用いられてきた初号機と、先行量産型の2号機が海上自衛隊の厚木基地に正式配備され、今後は技術研究本部ではなく、配備を受けた部隊が実運用に向けた試験飛行を行うことになる。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る