【ニューヨークモーターショー13】ダッジのフルサイズSUV、デュランゴに2014年モデル…全面進化

自動車 ニューモデル モーターショー
ダッジ デュランゴ の2014年モデル(ニューヨークモーターショー13)
ダッジ デュランゴ の2014年モデル(ニューヨークモーターショー13) 全 14 枚 拡大写真

米国で3月27日に開幕したニューヨークモーターショー13。米国の自動車大手、クライスラーグループのダッジブランド・ブースでは、『デュランゴ』の2014年モデルが初公開されている。

初代デュランゴは、1998年にデビュー。ダッジブランドの中型SUVとして誕生した。現行モデルは3世代目にあたり、2011年に登場した。

ニューヨークモーターショー13で初公開された2014年モデルは、現行型のデビューから2年を経て、初の大幅改良を受けたモデル。外観は、グリルやヘッドライト、リアバンパー、テールライトなどを変更。ヘッドライト&テールランプは、多くのLEDを組み込んだ新デザイン。リアは、ダッジのアルファロメオセダン、『ダート』を連想させるガーニッシュを採用する。

インテリアは、ダッシュボードに新デザインのセンタースタックを採用。「Uコネクト」と命名された車載コネクティビリティ用に、8.4インチのタッチスクリーンが配置された。3列シートの室内は、プレミアムパフォーマンスSUVと呼ぶにふさわしい仕上げとした。

メカニズム面では、全車にパドルシフト付き8速ATを採用し、燃費を最大で9%向上。3.6リットルV型6気筒ガソリン「ペンタスター」は、最大出力290ps、最大トルク35.9kgmを発生。5.7リットルV型8気筒ガソリン「HEMI」は、最大出力360ps、最大トルク53.9kgmを引き出す。このV8には、低負荷走行時に半分の4気筒を停止する気筒休止システムを導入。

ニューヨークモーターショー13のプレスカンファレンスには、ダッジブランドのレイ・ビッグランド社長兼CEOが登場。「1998年の発表当時、デュランゴはパワー、やスタイルでフルサイズSUVの新基準を提示した。2014年モデルは、未だかつてない先進かつ燃費に優れ、ドラマチックなデザインのデュランゴだ」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る