エアバス、メキシコのLCC ボラリスに初のシャークレット装備A320を納入

航空 企業動向
ボラリスA320
ボラリスA320 全 2 枚 拡大写真

エアバスは4月10日、メキシコの格安航空会社のボラリスにメキシコで初となるシャークレットを装備したエアバスA320を納入し、メキシコシティからカンクンへの特別フライトを行ったことを公表した。

このフライトにはボラリスとエアバスの重役が同乗し、フランス、ドイツ、スペイン、イギリスの役員代表に航空機の効率の良さをアピールした。尚、この航空機はIAEエンジンを搭載している。

シャークレットは軽量合金によって作られた2.4メートルの高さを持つ翼端装置で、新造のA320系列の航空機にはオプションとして装着が可能である。この装置の使用により、航空会社は燃料の燃焼を長距離の部分において最高4パーセントまで削減し、1機の飛行機につき年間におよそ1000トンの二酸化炭素排出を削減できる。

ボラリスは30機のA320neoと14機のA320ceoを含む44機の航空機の購入契約によって、メキシコで初めてのA320neo航空機を注文した航空会社となった。全てエアバスのみを運用するこの航空会社は、現在43機のA320系列の航空機を運航し、48機の未納分を保有している。

《河村兵衛》

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