3月のインド新車販売、11%減…4か月連続のマイナス

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スズキ・スイフトの4ドアセダン、Dzire
スズキ・スイフトの4ドアセダン、Dzire 全 2 枚 拡大写真

インド自動車工業会は4月10日、インド国内の3月新車販売の結果をまとめた。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は、34万1935台。前年同月比は11%減と、4か月連続で前年実績を下回った。

34万1935台のうち、乗用車は25万6979台。前年同月比は13%減と、4か月連続のマイナスだ。商用車も8万4956台にとどまり、前年同月比は6%減と、5か月連続で前年実績を割り込む。

メーカー別では、インド市場で3割を超えるトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキが3月、インド国内で10万7890台を販売。前年同月比は4.3%増と、2か月連続で前年実績を下回った。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』などが、合計で9万1896台を販売。前年同月比は6.9%減で、2か月連続で前年実績を割り込む。ただし、2012年2月に発売したスイフトの4ドアセダン、『DZire』は、22%増の2万0078台と、引き続き大幅増。

また、SUVやMPVなど、Bセグメントでは、新型コンパクトMPVの『エルティガ』を2012年4月に発売した効果が出て、合計で6488台を販売。前年同月実績に対して、およそ4.2倍もの伸びを見せている。

《森脇稔》

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