3月のタタの世界新車販売、16.6%減…ジャガー・ランドローバーは28%増

自動車 ビジネス 海外マーケット
タタ・ナノ
タタ・ナノ 全 3 枚 拡大写真

インド自動車大手のタタモーターズは4月12日、3月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は11万6521台。前年同月比は16.6%減と、5か月連続で前年実績を下回った。

乗用車の3月世界販売台数(傘下のジャガーとランドローバーを含む)は、5万5722台。前年同月比は26.6%の大幅減で、7か月連続のマイナス。商用車の3月世界販売は、6万0799台。前年同月比は4.7%減と、5か月連続で前年実績を割り込む。

インド国内の3月実績は、前年同月比27.3%減の6万9160台。超低価格車の『ナノ』が『インディカ』、『インディゴ』と合わせて8903台にとどまる。『スモー』『サファリ』『アリア』『ベンチャー』シリーズは、3444台。

一方、傘下のジャガー・ランドローバーの3月世界販売は、5万3772台。前年同月比は28%増と、3か月連続で前年実績を上回る。その内訳は、ランドローバーが月販新記録となる4万3916台で、前年同月比は14%増と2か月ぶりに増加。新型『レンジローバー』や『フリーランダー』の改良モデルが支持された。

ジャガーの3月世界販売は、9856台。前年同月比は28%増と、3か月連続の前年実績超え。これは2013年モデルの投入の効果による部分が大きい。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る