【上海モーターショー13】北京汽車、先代サーブ 9-5 エアロを復活…350psターボ搭載

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北京汽車の紳宝Dシリーズ エアロ(上海モーターショー13)
北京汽車の紳宝Dシリーズ エアロ(上海モーターショー13) 全 8 枚 拡大写真

中国の自動車大手、北京汽車(BAIC)は4月20日、中国で開幕した上海モーターショー13において、「紳宝」ブランドの『Dシリーズ エアロ』を初公開した。

北京汽車は2009年12月、後に経営破綻したスウェーデンのサーブオートモビル(以下、サーブ)から、一部資産を買収。その内容は、北京汽車がサーブ『9-5』(先代モデル)の知的財産権、それに伴うパワートレイン技術、9-5の生産設備一式を譲り受けるというもの。

そして北京汽車は2012年4月、北京モーターショー12において、先代サーブ9‐5の技術や生産設備を生かして開発した独自モデルを発表。先代9-5の車台に、北京汽車がデザインしたボディを載せる手法で開発された4ドアセダンで、サーブ9-5とは見た目の全く異なるモデルに仕上げられていた。

今回、上海モーターショー13で初公開されたDシリーズ エアロは、北京汽車の自主ブランド、紳宝のニューモデル。先代サーブ『9‐5エアロ』をベースに開発されている。

搭載エンジンは、サーブの技術を応用した2.3リットル直列4気筒ガソリンターボ。ただし、最大出力は350ps、最大トルクは51kgmまで引き上げられた。北京汽車は、「最大トルクはフェラーリ『458イタリア』並み」と説明。0-100km/h加速は、およそ6秒で駆け抜けるという。

《森脇稔》

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