4月のインド新車販売、6%減…5か月連続のマイナス

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スズキ・スイフトの4ドアセダン、Dzire
スズキ・スイフトの4ドアセダン、Dzire 全 2 枚 拡大写真

インド自動車工業会は5月10日、インド国内の4月新車販売の結果をまとめた。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は、26万5064台。前年同月比は6%減と、5か月連続で前年実績を下回った。

26万5064台のうち、乗用車は20万8386台。前年同月比は8.2%減と、5か月連続のマイナス。商用車は5万6678台を売り上げ、前年同月比は0.8%増と、6か月ぶりの前年実績超え。

メーカー別では、インド市場で3割を超えるトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキが4月、インド国内で9万0523台を販売。前年同月比は0.3%増と微増ながら、3か月ぶりに前年実績を上回った。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』などが、合計で7万6509台を販売。前年同月比は4.9%増で、3か月ぶりに前年実績を上回る。2012年2月に発売したスイフトの4ドアセダン、『DZire』は、25.4%増の1万9446台と、引き続き大幅増。

一方、SUVやMPVなど、Bセグメントでは、2012年4月に発売した新型コンパクトMPV、『エルティガ』が失速。Bセグメント合計で4月は5318台にとどまり、前年同月比は4.9%減とマイナスに転じている。

《森脇稔》

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