三菱電機、EV・HEV向け小型パワー半導体モジュール2品種をサンプル提供

自動車 ビジネス 企業動向
J1シリーズ(表面)※画像は開発中のもの
J1シリーズ(表面)※画像は開発中のもの 全 2 枚 拡大写真

三菱電機は、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)用モーターのインバーター駆動に用いる自動車用パワー半導体モジュールの新シリーズとしてIGBTを6素子搭載した「J1シリーズ」2品種のサンプル提供を9月30日に開始する。

新製品は、6in1化したことで従来の2in1製品を3台使用した場合に比べ、実装床面積で約80%に縮小し、インバーターの小型化に貢献する。

また、CSTBTTM(Carrier Stored Trench-Gate Bipolar Transistor)構造を採用した第6世代IGBTの搭載により、コレクタ・エミッタ間飽和電圧を同社従来製品より約15%低減し、低消費電力化に貢献。さらに、冷却フィン一体の直接水冷構造により、同社従来品より放熱特性を40%向上し、自動車用インバーターの小型化・高信頼化に寄与している。

なお、同製品は5月14日から16日の期間、ドイツ・ニュルンベルグで開催される「PCIM(Power Conversion Intelligent Motion)Europe 2013」に出展する予定。

サンプル価格は、各6万5000円。

《村尾純司@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. アプリリア、“鈴鹿未体験”のオールイタリアンチームで3年ぶりの8耐表彰台
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る