【NHTSA】ホンダ シビック 2013年型、最高の衝突安全性評価

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ホンダ シビックの2013年モデル
ホンダ シビックの2013年モデル 全 2 枚 拡大写真

ホンダの米国法人、アメリカンホンダモーターは5月9日、2013年モデルの『シビック』が米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)の衝突安全テストにおいて、最高評価の5つ星を獲得したと発表した。

NHTSAの衝突安全テストは、前面フルラップ56km/h、側面62km/h、横転テストの3種類で実施。そして、それぞれのテスト結果を星の数で5段階評価し、総合評価を決定する。

またNHTSAは2010年10月、新しい衝突安全テストを導入。例えば、従来は運転席側のみに男性サイズのダミー人形を載せていたが、助手席側にも女性サイズのダミーを載せる方式に変更した。また、側面衝突テストではポール衝突を採用するとともに、衝突防止技術の評価も実施。従来よりも厳しい判定基準となった。

2013年モデルで大幅改良を受けたシビック(4ドアセダン)の各テストの結果は、前面衝突が運転席側4つ星、助手席側4つ星。側面衝突は運転席側が5つ星、助手席側が5つ星。横転テストは4つ星で、横転のリスクは10.5%と評価された。

この結果、2013年型シビックはNHTSAの衝突テストにおいて、総合評価で最高の5つ星を獲得。アメリカンホンダのArt St. Cyr副社長は、「顧客が2013年モデルのシビックよりも、安全性の高い小型車を見つけるのは難しいだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

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