アストンマーチン、V12 ヴァンテージ S 発表…最大出力573ps

自動車 ニューモデル 新型車
アストンマーチン V12 ヴァンテージ S
アストンマーチン V12 ヴァンテージ S 全 8 枚 拡大写真

英国の高級車メーカー、アストンマーチンは5月29日、『V12ヴァンテージS』の概要を明らかにした。

アストンマーチンは2009年3月、ジュネーブモーターショー09において、『V12ヴァンテージ』を発表。自然吸気の6.0リットルV型12気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力は517ps、最大トルクは58.1kgmを発生。0-100km/h加速は4.2秒、最高速度は305km/hと、発表当時はアストンマーチン95年の歴史において、最強のパフォーマンスを誇った。

今回、概要が明らかになったV12ヴァンテージSは、V12ヴァンテージの性能を、さらに研ぎ澄ませたモデル。V12ヴァンテージの後継車に位置付けられる。そのハイライトは、エンジンの強化にある。

「AM28」型と呼ばれる6.0リットルV型12気筒ガソリンエンジンは、最新世代のボッシュ製エンジンマネジメントを採用するなど、専用チューニングを実施。この結果、最大出力は573ps/6750rpm、最大トルクは63.2kgm/5750rpmを獲得する。V12ヴァンテージに対して、56ps、5.1kgm強化。

トランスミッションは、新開発の7速「スポーツシフト」。V12ヴァンテージの6速MTよりも、25kg軽い。V12ヴァンテージS は、0-100km/h加速4秒以下、最高速330km/hのパフォーマンスを実現。アストンマーチンは、「『One-77』を除けば、歴代最速モデル」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  2. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  3. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  4. あさひ、通勤向け電動アシスト自転車「OFFICEPRESS-e」モデルチェンジ…安全性と整備性を向上
  5. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る