【NASCARネイションワイド 第12戦】トヨタ、サドラーが3位表彰台

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NASCARネイションワイド・シリーズの第12戦「DuPont Pioneer 250」
NASCARネイションワイド・シリーズの第12戦「DuPont Pioneer 250」 全 2 枚 拡大写真

6月9日、NASCARネイションワイド・シリーズの第12戦「DuPont Pioneer 250」が米国中部アイオワ州ニュートンのアイオワ・スピードウェイで開催された。

8日午後4時5分から予選が行われ、アイオワでの初レースとなるブライアン・ヴィッカーズが2列目4番手。アイオワのコースレコードを持つエリオット・サドラーが7番手、今季初レ-スとなるドリュー・ヘリングが9番手につけ、13台の“トヨタ カムリ"が決勝へと進んだ。

予選後、午後7時過ぎに決勝レースが行われる予定だったが、降雨に見舞われたためレースは延期となり、翌9日に開催されることとなった。9日はスプリント・カップ・シリーズ戦がポコノで行われるため、両レースを掛け持ちする予定だったジョー・ネメチェクはカップ・シリーズに出場。代わってケヴィン・リペイジが87号車をドライブすることとなった。

9日午前10時1分、0.875マイルオーバルを250周(218.75マイル:約350km)して競われる決勝レースがスタート。4番手スタートのヴィッカーズはポジションをキープ。7番手スタートのサドラー、9番手スタートのヘリング、12番手スタートのパーカー・クリガーマンが序盤から順位を上げ、トップ10圏内に浮上。ヴィッカーズとサドラーは、ライバルと3位争いを繰り広げた。

51周目、サイド・バイ・サイドでのバトルを展開していたヴィッカーズがスピン。全車ピットへ。ヴィッカーズはどこにも接触することなくレースに復帰したが、14位に後退。ヴィッカーズはその後の長いグリーンフラッグ走行で着実に順位を取り戻していき、一時は5位まで順位を上げたが、155周目、再スタートでバランスを崩したアレックス・ボウマンと接触し、スピン。これに後続車両が突っ込んで多重クラッシュに。ヴィッカーズも車両にダメージを負い、ガレージでの長い修復を余儀なくされてしまった。

164周目には突然の雨に見舞われ、レースは赤旗中断。しかし、まもなく雨は止み、ジェットドライヤーカーでコースを乾燥させ、1時間強の中断の後、レースは再開された。

レース再開時には6位につけていたサドラーは、終盤戦で追い上げを開始。3位までポジションを上げ、さらに上位を狙ったが、それ以上の追い上げは叶わず、3位でチェッカー。マイク・ブリスが10位。ヘリングが11位、ケニー・ウォレスが13位、クリガーマンが14位でフィニッシュした。

今大会の結果、サドラーはドライバーズランキングで5位へと2つ順位を上げた。

次戦第13戦は6月15日、ミシガン・インターナショナル・スピードウェイで行われる。

■第12戦 DuPont Pioneer 250 決勝結果
1位:トレバー・ベイン フォード
2位:オースティン・ディロン シボレー
3位:エリオット・サドラー トヨタ
4位:サム・ホーニッシュ・Jr. フォード
5位:カイル・ラーソン シボレー
6位:ブライアン・スコット シボレー

■ドライバーズポイント
1位:リーガン・スミス シボレー 448P
2位:サム・ホーニッシュ・Jr. フォード 425P
3位:ジャスティン・アルゲイヤー シボレー 404P
4位:オースティン・ディロン シボレー 402P
5位:エリオット・サドラー トヨタ 388P
6位:パーカー・クリガーマン トヨタ 385P

■マニュファクチャラーズポイント
1位:トヨタ 82P
2位:フォード 80P
3位:シボレー 66P
4位:ダッジ 9P

《纐纈敏也@DAYS》

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