ロールスロイス、パリ航空ショーでエンジンとサービスパック合計50億ドルを受注

航空 企業動向

ロールスロイスは、パリ航空ショーの開催期間中、エンジンとサービスパックで、50億ドルの新規受注を獲得したと発表した。特にトレント1000エンジンの受注が好調だった。

エアバスのA350XWB向けに開発中の燃料消費効率の高いトレントXWBエンジンは、6月14日に初飛行に成功したこともあって、ユナイテッド航空、エールフランス-KLM航空、スリランカ航空から多くの発注を受けた。フィリピン航空、オマーン航空、スリランカ航空からは、A330向けエンジンで市場をリードするトレント700エンジンを受注した。

ボーイング787-1000向けトレント1000-TENエンジンの最初のテストは、ボーイング787-9シリーズの初号機に搭載され、遅くとも今年後半に実施される予定。エア・リース・コーポレーションとトランスエアロは、ボーイング787向けエンジンとしてトレント1000エンジンを選定したことを公表している。

防衛事業では、低エミッション、低騒音で燃費効率も高いF-35BライトニングII向けに開発している垂直離陸システム「リフトシステム」を公開した。

《レスポンス編集部》

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