GM 中国新車販売、6月と上半期ともに過去最高

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シボレー・セイル
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米国の自動車最大手、GMは7月3日、中国における6月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、6月としては過去最高の23万6207台。前年同月比は10.6%増と、4か月連続で前年実績を上回った。

GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GM(上海通用五菱汽車)の2社がある。6月実績は、上海GMが前年同月比11.7%増の12万1921台と、4か月連続で増加。SAIC‐GMは11万0321台を売り上げ、前年同月比は9.9%増と、4か月連続のプラスとなった。

ブランド別では、シボレーが6月としては過去最高の5万5247台を販売。前年同月比は7%増と、3か月連続で前年実績を上回った。小型セダンの『クルーズ』が1万9965台を売り上げ、最量販車に。コンパクトカーの新型『セイル』シリーズが、1万9674台でこれに続く。

ビュイックブランドは6月、月販新記録となる6万2430台を販売。前年同月比は9.5%増と、4か月連続の前年実績超え。ロワミディアムセダンの『エクセル』が、2万2483台と牽引。『エクセルXT』と『エクセルGT』も、合計で1万4532台と引き続き好調。

キャデラックブランドは、6月としては過去最高の4244台。前年同月比は69.3%増と大きく伸びた。SUVの『SRX』が2359台、新型セダンの『XTS』が、1665台を販売した。

GMの2013年上半期(1-6月)中国新車販売は、前年同期比10.6%増の157万7392台と過去最高。GMチャイナのボブ・ソシア社長兼COOは、「中国全土で需要は根強い。とくに、ミッドサイズ、アッパーミディアム、高級車、SUVが好調」とコメントしている。

《森脇稔》

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