トヨタ自動車など、自動潅水制御システムを発売…約68%の節水効果

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ・スマートグリーン潅水システム
トヨタ・スマートグリーン潅水システム 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車と、緑化資材の企画開発・製造・販売を手がけるダイトウ テクノグリーン(ダイトウ)は7月9日、都市緑化における緑地の水やり(潅水)を自動制御する「スマートグリーン潅水システム(SGI)」を共同開発したと発表した。

【画像全2枚】

SGIは、年間を通じて潅水のタイミングや水量を設定できる他、専用センサーを組み合わせることで、警報機能や節水機能を可能にした自動潅水制御システム。

操作部の「SGIコントローラ」は、ダイヤルで画面を切替えて潅水や水量を設定、入力項目も少なくするなど、使いやすい設計としている。また、専用センサーで潅水不良を感知した際は、ランプやメールで管理者に連絡。さらに、土壌水分量をセンサーで検知し、必要な時に必要なだけ潅水することで、潅水タイミングと水量のみを制御する従来のコントローラに比べ、1年間に約68%の節水ができる。

新製品は、トヨタの子会社であるトヨタルーフガーデンを通じて、7月9日より発売を開始する。価格は標準タイプで8万9000円。今後、多機能タイプ、オーダーメイドタイプもラインナップしていく予定。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  4. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  5. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る