ヒースロー空港で787ドリームライナーがまたしても出火[動画]

航空 企業動向
ボーイング787ドリームライナー
ボーイング787ドリームライナー 全 4 枚 拡大写真

ロンドンのヒースロー空港において、エチオピア航空の787ドリームライナーが7月12日の午後4時30分頃(現地時間)に機内で出火を起こし、離陸・着陸の両方で一時的に滑走路を閉鎖することになったと、空港のスポークス・ウーマンが報じた。

救急車両が即座に出火に対応し、滑走路は閉鎖されたが、乗客は誰も飛行機に乗っていなかった。ヒースロー空港によれば、約1時間後に滑走路はオープンされたが、乗客は遅延による残留を余儀なくされるとのことである。

「航空機は現在、いかなる乗客ターミナルからも数百メートル離れた、リモート・パーキング・スタンドに停止しています」とスポークス・ウーマンは語った。

昨年の11月にエチオピア航空に納入されたドリームライナーは、ヒースロー空港にアディス・アババより到着し、その後何らかの原因により内部から出火を起こした。イギリスの警察は、原因不明の出火は消火され、出火当時にこの航空機は誰も乗客を乗せていなかったと発表。ヒースロー空港の滑走路は約1時間後に再開された。

ボーイングのスポークスマンであるマーク・ビアテル氏は、Eメールにて「当社では直ちにヒースローに人員を派遣した。当社はこの事故を完全に解明し、報告するために調査中だ」と語った。

アメリカ国家運輸安全委員会(NTSB)は、同日に代表をロンドンに送り、イギリスの権威者の火災捜査に協力すると伝えた。

エチオピア航空は、ボーイング787による運航を最初に再開した航空会社である。

《河村兵衛》

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