7月のGM中国新車販売、新記録…初の20万台超え

自動車 ビジネス 海外マーケット
ビュイック・エクセル
ビュイック・エクセル 全 5 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMは8月5日、中国における7月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、7月の新記録で、初の20万台超えとなる22万1580台。前年同月比は11.1%増と、5か月連続で前年実績を上回った。

GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GM(上海通用五菱汽車)の2社がある。7月実績は、上海GMが前年同月比16.7%増の11万3239台と、5か月連続で増加。SAIC‐GMは10万4682台を売り上げ、前年同月比は6.1%増と、5か月連続のプラスとなった。

ブランド別では、シボレーが4万3343台を販売。前年同月比は3.4%減と、4か月ぶりに前年実績を下回った。小型セダンの『クルーズ』が1万6857台を売り上げ、最量販車に。コンパクトカーの新型『セイル』シリーズが、1万2800台でこれに続く。

ビュイックブランドは、7月の新記録となる6万6208台を販売。前年同月比は25.7%増と、5か月連続の前年実績超え。ロワミディアムセダンの『エクセル』が、前年同月比10.9%増の2万4093台と牽引。『エクセルXT』と『エクセルGT』も、合計で31.1%増の1万7184台と引き続き好調。

キャデラックブランドは、3688台を販売。前年同月比は82.8%増と大きく伸びた。SUVの『SRX』が2251台、新型セダンの『XTS』が、1420台を販売している。

GMの2013年1-7月中国新車販売は、前年同期比10.7%増の178万8972台と過去最高。その内訳は、上海GMが前年同期比16.2%増の85万6128台。SAIC‐GMが6.3%増の89万7357台だった。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る