【ダイハツ タント 新型発売】背高スタイルでも空力性能はミラと同レベル

自動車 ニューモデル 新型車
ダイハツ タント 新型発売
ダイハツ タント 新型発売 全 24 枚 拡大写真
ダイハツ工業は10月3日にフルモデルチェンジした新型『タント』を発売した。

新型タントのデザインについて、デザイン部主査の岩村卓氏は「タントのDNAである”広さ”と”使いやすさ”を突き詰めようというのが大きなテーマでした。具体的にはAピラーを先代の48度から56度まで立てました。これにより、長いルーフ長と大きなキャビンを確保しました。人のいる空間を大事にしたかったのです」と語る。

新型タントの空力性能は同社の『ミラ』とほぼ同等のCd値を実現しているという。一般的にAピラーを立てると空力性能は悪化してしまうのだが、そのことに関して同氏は「開発の初期から空力のチームと協力して開発を行いました。流線型にすれば空力は良くなりますが、タントの場合は車内を広くしたいので、Aピラーのコーナーやボディ後部の角度を微妙に調整することで空力性能を達成させました」と語る。

”親しみ感”がある『タント』のデザインに対し、迫力のフロントフェイスを持つ『タントカスタム』のデザインについて同氏は「『タント』も『タントカスタム』も”使いやすさ”という基本性能は同じです。その中で、カスタムの方はフロントフェンダー、ヘッドランプ、バンパーの造形を大胆に変え、メッキパーツや大きなLEDヘッドランプを採用することで迫力や先進性、堂々さといったものを表現しました」と述べた。

《橋本 隆志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
  3. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  4. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  5. メルセデスベンツ初のEVワゴン、CLAシューティングブレーク新型…IAAモビリティ2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る