【広州モーターショー13】ボルボ S60 に中国専用の「S60L」…ホイールベースを80mm延長

自動車 ニューモデル 新型車
ボルボ S60L
ボルボ S60L 全 4 枚 拡大写真

スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは11月21日、中国で開幕した広州モーターショー13において、ボルボ『S60L』を初公開した。

S60Lは、ボルボの主力セダンの『S60』をベースに、中国市場向けに専用開発したロングホイールベース車。ロングホイールベース車は、中国の富裕層に人気が高い。すでにアウディは『A4』、BMWは新型『3シリーズ』に中国専用のロングホイールベースを用意し、好評を得ている。また、日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティも、『スカイライン』後継のインフィニティ『Q50』に、中国専用のロングホイールベースを設定すると発表済み。

ボルボカーズも、すでに『S80』の中国仕様に『S80L』を設定。この流れを、ひとクラス下の『S60』にも拡大させ、中国での販売増を狙う。

広州モーターショー13で初公開されたボルボ『S60L』は、ベース車両のS60に対して、80mmホイールベースを延長。後席の快適性を引き上げている。

S60Lは、中国四川省のボルボカーズの成都新工場において生産を開始。2013年内に、中国市場での発売を予定している。ボルボカーズは2013年1-10月、中国で前年同期比40%以上の販売増を記録。S60Lの投入は、販売の追い風となりそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. カスタムパーツが付け替え可能な高級トミカ、「日産 スカイライン25GT TURBO」11月発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る