【トーヨー トランパス 発表】販売目標は初年度100万本…軽専用設計も登場

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6代目トランパスシリーズ
6代目トランパスシリーズ 全 12 枚 拡大写真

12月18日、東洋ゴム工業はトランパスシリーズの新しい3つモデル「mpZ」「LuII」「LuK」の発表会を開催した。トランパスは1995年にミニバン専用タイヤとして発売され、以来ロングヒットを続ける製品だ。

【画像全12枚】

トランパスは、当時としては画期的なミニバン専用タイヤとして発売され、新しい市場カテゴリを作ったともいえるタイヤだ。その後もトランパスシリーズは進化を続けているが、6代目となる今回の新シリーズについて、東洋ゴム工業 代表取締役社長 信木明氏は次のように述べる。

「おかげさまでトランパスはミニバン専用タイヤの代名詞といっていいほど市場で愛されていますが、その間、ミニバンは3列シート、ハイブリッドなど大型化し重さも増えています。一方で、軽自動車ブームは、車種のバラエティを増やしていますが、とくに最近ではハイトワゴンと呼ばれる車高の高い車が人気です。トランパスも新しいシリーズでは、ラグジュアリーミニバンや高級化する軽自動車にも対応するため、乗り心地、静粛性をさらに改善し、ナノバランステクノロジーにより燃費やタイヤのライフ(寿命)も向上させました。」

発表された3つのモデルは、ミニバン専用の「TRANPATH mpZ」、ラグジュアリーミニバン向けに最上級の快適性能を追求した「TRANPATH LuII」、軽自動車にもラグジュアリーな走りを実現する「LuK」だ。どのモデルも「しっかり」をコンセプトに、車線変更でのふらつきを抑え、安定感のある乗り心地を目指したという。発売は2014年1月を予定しており、発売1年間の販売目標はシリーズ合計で100万本だそうだ(取締役 常務執行役員 タイヤ事業本部長 山本卓司氏)。このうち軽自動車向けのLuKは10万本を見込んでいる(同前)。

販売戦略については、トーヨータイヤジャパン 常務取締役 営業本部長 植松秀文氏がプレゼンを行い、キーコンセプトである「しっかり」は、家族や人々の安心を表現するものであり、「ミニバンにはトランパスがある」という変わらぬキャッチフレーズで「2014年をトランパス一色の年にしたい。」と抱負を語った。

販売チャネルは、タイヤショップや量販店がメインとなり、他にもディーラーやサービスステーションへも積極的に展開したいとする。そのための店頭ツールとして、しっかり感を体験できるディスプレイなども用意される。ソーシャルな展開では、現在主にラグジュアリーミニバンのユーザーを対象にしている「TRANPATH Lu Club」を、LuKのユーザーも加えた「チームLu」という名称でリニューアルするプランの他、イベントの予定も披露された。また、植松氏は、LuKでもインチアップ対応するので、ドレスアップやカスタムカーのニーズも満たせるのではないかとした。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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