若桜鉄道八東駅で「ワフ祭」…4月13日

鉄道 行政
「ワフ祭」のチラシ。八東駅の貨物ホーム復元活動の一環として4月13日に開催される。
「ワフ祭」のチラシ。八東駅の貨物ホーム復元活動の一環として4月13日に開催される。 全 1 枚 拡大写真

若桜鉄道若桜線の八東駅(鳥取県八頭町)で貨物ホームの復元活動を展開している若桜線SL遺産保存会は、4月13日に「八東駅貨物ホーム和富(ワフ)祭」を開催する。八頭町が4月8日、発表した。

同駅には国鉄の貨物列車で使用されていた車掌室付き有蓋車・ワフ35000形のワフ35597が保存されている。廃車後は宇都宮貨物ターミナル駅(栃木県上三川町)に長らく放置されていたが、若桜線SL遺産保存会が八東駅貨物ホームの復元の一環として購入し、2011年に同駅に搬入された。

このほどワフ35597の修復が完成したことから、貨車の説明版設置にあわせてイベントを開催することになった。開催時間は11時から13時まで。説明看板の除幕式やワフ35597の紹介、トラクターを使った貨車の乗車体験などを行う予定だ。

八東駅は1930年12月1日、国鉄若桜線の駅として開業し、現在は若桜鉄道が運営している。開業当時は旅客と貨物の両方を取り扱っていたが、1974年10月1日付で貨物の取り扱いが廃止された。若桜線SL遺産保存会は、埋没していた引込線や貨物ホームの復元、ワフ35597の搬入により、かつて八東駅が貨物輸送の拠点駅だったことを再現する計画を2010年から進めている。

《草町義和》

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