GMの大規模リコール、対策部品の出荷を開始

自動車 テクノロジー 安全
キーなどをセットしたGMのリコール対策部品
キーなどをセットしたGMのリコール対策部品 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMの大規模リコール(回収・無償修理)問題。このリコールの対策部品の出荷が、始まったことが分かった。

これは4月23日、GMが明らかにしたもの。同社は、「今回のリコールの対策部品として、小型車用の部品の販売店向け出荷を開始した」と発表している。

今回のGMの大規模リコールは、イグニッションスイッチの不具合によるもの。走行中、エンジンキーが勝手に戻り、エンジンが停止。この状態で事故を起こせば、エアバッグが作動しない。この不具合により、13名の乗員が死亡した。

今回、出荷が開始された対策部品は、小型車用で、イグニッションスイッチ、イグニッションシリンダー、キーの3点をセットした内容。

GMはすでに、2003-2007年モデルのリコール該当車を所有するおよそ140万人に通知。販売店で部品の交換作業を受けるよう求めている。作業は90分程度で終わる見込み。

なお、2008-2011年モデルのリコール該当車を所有する顧客に関しては、対策部品が用意できる5月初頭から、リコール作業の案内を行う方針。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る