GMのSUV 3車、米国でリコール…燃料残量計が誤表示の可能性

自動車 テクノロジー 安全
シボレー・トラバース
シボレー・トラバース 全 3 枚 拡大写真
大規模なリコール(回収・無償修理)問題に揺れる米国の自動車最大手、GM。今度はSUVの3車種が、米国市場でリコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。

これは5月5日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「GMから、シボレー『トラバース』、ビュイック『アンクレイブ』、GMC『アカディア』の3車種のリコールの届け出を受けた」と公表している。

今回のリコールは、エンジンコントロールモジュールの不具合が原因。NHTSAによると、GM3車のエンジンコントロールモジュールのソフトウェアに不具合があり、燃料残量計が誤った数値を指す可能性があるという。

対象となるのは、2013年3月下旬から2013年8月中旬にかけて生産され、米国で販売された2014年モデル。5万1640台がリコールに該当する。

GMは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店でソフトウェアを改修するリコール作業を行う方針。NHTSAは、「走行中に燃料切れを起こす恐れがあり、事故のリスクが高まる」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【DS N°8 新型試乗】ハンドリングはもはや「賢者」、フランス車の味わいを濃縮した極上の一台…南陽一浩
  2. アストンマーティンのベビーカー、「ハイパフォーマンスな子育てを」…eggとコラボ
  3. フェラーリ『テスタロッサ』復活、新世代電動スーパーカーは1050馬力
  4. マツダ『CX-90』、3.3ターボSに「プレミアムスポーツ」新設定…米2026年型
  5. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る