NASA、ITTスペースシステムに放射収支観測装置を発注…2021年打ち上げの次世代気象衛星システムに搭載

宇宙 企業動向
次世代極軌道気象衛星システム「JPSS」公式サイト
次世代極軌道気象衛星システム「JPSS」公式サイト 全 4 枚 拡大写真

米航空宇宙局(NASA)は5月16日、航空宇宙大手エクセリスの子会社、ITTスペースシステム社に対し、宇宙から太陽放射・地球放射を観測する「放射収支観測装置(RBI)」を発注すると発表した。

RBIは1998年から観測中の「雲・地球放射エネルギー観測装置(CERES)」の後継装置。2021年11月打ち上げ予定の次世代極軌道気象衛星システム「JPSS-2」に搭載され、高精度の中期天気予報の提供などが期待される。

契約形態は成功報償付きコスト償還型(コスト・プラス・アワード・フィー)。発注内容はRBI、関連部品・予備部品・サポート。支払総額は2億800万ドル(約211億円)程度と見込まれている。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る