2013年度のタタ決算、41.4%の大幅増益…ジャガー・ランドローバー好調

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インド自動車大手のタタモーターズは5月29日、2013年度(2013年4月-2014年3月)の決算を明らかにした。

画像:タタグループ主力車

同社の発表によると、傘下のジャガーやランドローバーを含めた売上高は、前年度比23.3%増の2兆3283億4000万ルピー(約4兆0210億円)。純利益は1399億1000万ルピー(約2415億円)。前年度実績に対して、41.4%の大幅な増益となった。

大幅な増収・増益となったのは、傘下のジャガーとランドローバーの新車販売が好調だったため。ジャガーとランドローバーの2013年度世界新車販売は、42万9861台。中国などでの好調を背景に、前年度比は15.5%増と伸びた。

一方、タタモーターズ単独の2013年度決算は、売上高が前年度比23.4%減の3428億8000万ルピー(約5920億円)。純利益は33億5000万ルピー(約58億円)で、前年実績に対して10.9%増となっている。

23.4%の減収にもかかわらず、純利益が10.9%増と伸びたのは、保有していたグループ企業の株式を売却し、利益を得たことが大きい。

《森脇稔》

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