JAF、年末年始のバッテリー劣化やタイヤチェーンのゆるみなど注意喚起

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バッテリー上がり
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JAF(日本自動車連盟)は、年末年始にクルマで出かける際、ドライバーにチェックしてほしいポイントをまとめ、ホームページで公開した。

年末年始期間(2013年12月28日~2014年1月5日)、JAFが出動した件数は、8万1245件にのぼり、これは約9.6秒に1件の割合となる。最も多い依頼は「バッテリー上がり」で、気温が低いとバッテリー液の温度が下がり、バッテリーの能力も低下。使用環境によって、劣化の進み方が大きく変化するため、ガソリンスタンド、カーショップなどでのバッテリーチェックを行いたい。

これからの季節、降雪地域や山間部の道路ではチェーン規制などが実施されるほか、出先で思いがけず積雪や凍結に遭うことも予想される。JAFでは、出かける際は、タイヤチェーンやスタッドレスタイヤの準備とともに、交換時のナットの締め忘れや、タイヤチェーン装着時のゆるみなどにも注意を呼びかけている。

また、冬は「軽油の凍結」にも注意が必要。比較的温暖な地域で販売されている軽油を入れたクルマが、気温が低いスキー場などに長時間駐車した時などには、軽油(燃料)の流動性が失われ、燃料が噴射できずにエンジンがかからなくなることがあるという。これは比較的温暖な地域で販売される軽油の規格(種類)には、凍結対策がなされていないため。軽油の凍結を防ぐには、出先の寒冷地で給油する方法が最も簡単な方法だという。なお、ガソリンについては凍結する心配はない。

《成瀬雄太@DAYS》

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