国交省、ASEAN諸国での船舶安全基準の調和へ会合

船舶 行政
国土交通省
国土交通省 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、ASEAN諸国の船舶安全基準の調和促進のための実務者会合を開催されると発表した。

ASEAN諸国が定めている内航船舶の安全基準や船舶検査制度は、国によって大きく異なっており、安全基準・制度自体が十分でない国もあり、沿岸域で船舶事故が多発している。

国交省は、ASEAN諸国での内航船舶の安全基準を改善・調和させるプロジェクトを日ASEAN交通連携プログラムの一環としてASEAN諸国に提案、2013年度からフィリピンへの専門家派遣やASEAN諸国での安全基準の策定に必要な調査を進めてきた。

昨年11月には、第1回実務者会合をフィリピン海事産業庁と共催、日本からは内航船舶の航行区域策定ガイドライン案を提案し、ASEAN諸国は自国制度の見直しについて検討作業を進めることで合意した。

今回、ガイドライン案の最終化作業や、プロジェクトの今後の進め方について議論するため、第2回実務者会合を1月20日に東京で開催する。

プロジェクトは、ASEAN諸国で船舶の安全性向上や、制度的連結性の強化に貢献するもので、域内海上交通網の発展が見込まれる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  2. 「ヤリクロ超えたのでは?」スズキ『クロスビー』のフルモデルチェンジ級進化に「最近スズキすげぇな」などSNS興奮
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. 【シトロエン C4ハイブリッド 新型試乗】ハイドロ系ダンパーでも「薄味」なシトロエン…中村孝仁
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る