スズキ、インド新工場の定礎式を実施…年間25万台、2017年に生産開始

自動車 ビジネス 企業動向
グジャラート州新工場の定礎式
グジャラート州新工場の定礎式 全 1 枚 拡大写真

スズキは1月28日、インド・グジャラート州に新しく設立した四輪車生産子会社「スズキ・モーター・グジャラート社(SMG)」の新工場の定礎式を実施した。

式典には、アナンディベン・パテル グジャラート州首相をはじめ、州政府からの来賓、八木毅インド駐箚特命全権大使、スズキからは鈴木修会長兼社長、鈴木俊宏副社長、マルチ・スズキ社のR.C.バルガバ会長、鮎川社長らが出席した。

鈴木会長は式典の挨拶で「グジャラートでの新工場建設は、我々にとって新たな時代の幕開けであり、第2のスズキ・プロジェクトだ。モディ首相が提唱する "Make in India" 構想のもと、グジャラート州に生産性・効率性を追求した最新鋭の生産工場を立ち上げる。新工場は25万台の生産能力からスタートし、皆さんと一緒に作った製品をインド、全世界へ供給していきたい」と述べた。

SMGは、今後のインド四輪車市場の伸張およびインドからの輸出拡大に備え、四輪車の生産能力を確保するためにスズキが全額出資する形で2014年3月に設立。新工場の生産能力は年間25万台を予定、2017年半ばの生産開始を目指している。投資額は約600億円を見込む。

新工場で生産された車両・部品はマルチ・スズキ社にのみ供給され、同社の販売網で販売する。マルチ・スズキ社では商品開発と販売力強化の投資に専念し、新生産会社への投資はスズキが行っていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 新型ダイハツ『ムーヴ』用エントリー車高調が早くも登場! タナベ「サステックプロCR」
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る