中国新車販売、0.2%減の159万台…2年ぶりに減少 2月

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中国汽車工業協会は3月10日、中国における2月の新車販売の結果を明らかにした。商用車と輸出を含めた総販売台数は、159万3300台。前年同月比は0.2%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。

画像:日系3社の中国主力車

2月の新車販売が落ち込んだのは、中国の正月休暇、春節の影響。昨年は1月だった春節が、今年は2月となり、工場の稼働日が少なかった影響を受けた。2015年1- 2月では、前年同期比4.3%増の391万2900台と、プラスを維持する。

日系メーカー3社の2月実績では、日産自動車が約7万0200台を販売。前年同月比は2.4%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。

トヨタは約9万4700台を販売し、前年同月比は10.6%増と、6か月連続の前年実績超え。2014年夏にモデルチェンジした主力セダンの『カローラ』と、新型車の『レビン』の販売が伸びる。また、『ヴィオス』も支持を集めた。

ホンダは3万7142台を売り上げ、前年同月比は9.1%減と、2か月連続で前年実績を下回った。『フィット』と『アコード』の販売が好調。

中国の2014年の新車販売は、商用車と輸出を含めて、前年比6.9%増の2349万1900台。2年連続で2000万台を突破すると同時に、米国を上回り6年連続で世界一となった。

《森脇稔》

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